レーシックの失敗の定義
「レーシックの失敗」とひと口に言っても、その定義はさまざま。
A.レーシック手術を受けたが視力が1,0に満たない
B.術前と術後とでものの見え方が変わった
C.術後に再び視力が落ちてしまった
D.キズ口から細菌感染し、眼病になってしまった
上記のうち、レーシックの失敗と呼べるのはどれなのでしょうか?
【Aの場合】
たとえば強度の近視患者の場合、かなりの角膜の厚みを削ることになるため、完璧な視力矯正には限界があります。このケースは、手術の失敗とは言えないかもしれません。ただし、角膜の厚みが最初から不足していたにも関わらず、病院側が手術を引き受けてしまい、視力回復に及ばなかった場合は明らかな病院側の判断ミスと言えます。
【Bの場合】
術後に、光を見るとにじんだりぼやけてみえたりする後遺症が原因と思われます。これは”ハロ”という視力矯正手術の副作用です。また、暗いところや夜間には目が見えづらくなるケースも起こり得ます。これは、瞳孔拡大が原因です。いずれも、誰にでも起こりえる副作用ではありますが、いつまでも症状が軽快しないケースも。これらは個人個人の体質や目の状態にもよる症状のため、手術の失敗とは言えません。
【Cの場合】
術後の患者の目の酷使によって近視が再び進むケースや、手術時の年齢が若いために眼球の成長とともに近視が進行するケースがあります。これらは患者側に原因があるもので、やむを得ないケースであると言えます。ただし、レーザー照射量や出力のミスが原因の場合は、手術の失敗であると言えるでしょう。
【Dの場合】
病院の器具が汚染されていたり、消毒が不十分だったりした場合は、手術のミスと言えるでしょう。ただ、術後の生活の中で目をこすったりしたために細菌感染することはミスとはみなされません。