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眼球・デスメ膜とは

角膜は、体表側から順に、5層(=@角膜上皮層Aボーマン膜B角膜実質層Cデスメ膜D角膜内皮層)で形成されています。そのうち、表皮側から4番目に位置する層、《Cデスメ膜》についての解説です。

デスメ膜は、角膜実質層を支える強い膜のことです。この膜は0,01mmという薄さの割に強靭であるものの、再生能力は備わっていません。よって、なんらかのダメージを受けても細胞は再生することはありません。視力矯正手術においては、デスメ膜のひとつ上の層、Bの角膜実質層までが重要な部位であり、デスメ膜以下の層は、ほぼ手術に関わりがありません。

万が一、デスメ膜に傷が出来た場合は、周囲の細胞が膨張しその傷口を埋めようとします。しかし、いったんこの膜が損傷すると、重大な障害として円錐角膜(※角膜が円錐状に突出することによって、目に見えるものが変形したり重複したりという重篤症状)が起きるおそれがあります。円錐角膜は、視力低下も引き起こすため、視力矯正グッズを用いるか、もしくは手術を行うかしなければ、日常生活が困難となります。※もともとこの疾患をお持ちの場合は、レーシックなどの視力矯正手術は難しくなります。

デスメ膜はまた、Bの角膜実質層とDの角膜内皮層を繋ぎ止めるという大きな役割も担っています。