眼球・毛様体とは
毛様体とは、水晶体(=カメラでいうレンズの役目)の両側に位置し、水晶体の厚みの調節をしている筋肉のことです。この毛様体は、近くを見ているときは緊張して水晶体を左右に伸ばし、薄くさせる役割を果たしていますが、この毛様体の緊張が長く続くことによって起きるのが近視です。長時間、毛様体が硬直することによって、その緊張が解かれないため近視になってしまうのです。毛様体の存在は、視力矯正にも密接に関わっています。
現代人に近視が多いのは、生活にパソコンやAV機器、TVゲームなどが深く関わっているためと考えられます。TVゲームの注意書きには10〜20分間隔で目を休ませるようにと書かれていますが、それも毛様体が緊張し続けるのを防ぐためのものなのです。
毛様体は、遠方を見ることによってゆるみます。毛様体筋を休ませてあげるためにも、パソコンなど近くのものを見続けたあとは、かならず遠くを見る習慣を身につけましょう。これだけで、近視の進行防止になり、またドライアイや眼精疲労の対策にもつながります。
毛様体は、自分の意思で動かすことができない筋肉(=不随意筋)なので、毛様体がゆったりと休めるような環境を整えてやることが一番です。また、毛様体は目に入ってくる光によっても緊張・弛緩を繰り返します。光源を見続けることも毛様体筋の疲労に繋がりますので、長時間のパソコン使用や、暗いところでTVを見るなどの行為は控えましょう。